似顔絵ひとつひとつに心を込めてお描きしています

似顔絵作家「さね太」さんへのインタビュー

『ほんわかあたたかい』作風の似顔絵を得意とするさね太さん。

輪郭の線はクッキリとは描かずに、手描きの線のこすれた味を残しつつ、パステルの淡い色で優しく仕上げるのが特徴です。

そんなさね太さんのこだわりとは?

── 早速ですが、さね太さんの『ほんわかあたたかい』という作風はどのようにして生まれたのですか?

一番最初、どんな作風にしようかと考えていた時に、ふと思い浮かんだのがなぜか焼き芋で(笑)

── 焼き芋ですか?(笑)

自分の中の「幸せなイメージ」として、「みんなで仲良く焼き芋を食べる」というのがあって。

ほかほかっと、ふわっと

みんなで顔を見合わせてにっこりするような

そんな幸せなイメージ 。

どちらかというと、素朴で親しみやすく、優しい感じですね。

なので最初の頃は、背景も焼き芋のようなあたたかみのある黄色をメインにしたものを多く描いていました。

 

── さね太さんの作品の特徴は?

私の場合、最初に下地を塗ってから描くので、その味が出ているかなと。

最初に下地を塗ってから、肌の色や服の色を塗って、そこからお顔や髪の毛などの細部を描きこんでいく、という流れでやっていくんですが、下地を塗ると、下地を塗った時の筆の線が立体的に浮き出ているので完全に綺麗な線に描けないところが味になっていいんです。

 

あと、目の光や後ろのぴかぴかなどを修正ペンで描いているんですけど、修正ペンって乾くとぴかっと光沢が出るんです。

だから、似顔絵に光が当たった時にすごくぴかぴか感が出るんですよ

 

似顔絵を描くときに大切にしていること

── さね太さんのページには「描かせていただく方の性格などを教えてください」と書いてありますよね。

はい。ちょっとした表情で雰囲気が変わるので…

明るい方は、笑顔をちょっと強めにとか、ポーズつけたりとか、より明るい感じに。

シャイで優しい方は、優しくはにかんだ感じにしたりと、お写真以外の情報も参考にさせていただいてます。

お写真と、その他の情報と、その両方を合わせて絵にしていくというか。

情報があるのとないのとでは、気持ちの作り方も少し変わります。

── お写真はたくさんある方がいいんですか?

何枚かあって、その中に「その人らしいのはこれですよ」っていう1枚があれば、一番描きやすいかなと思います。

── 「その人らしさがわかるお写真」が1枚あって、補足用に数枚あるといいということですか?

そうですね。それが一番描きやすいです。

似顔絵って、ともすれば「こういう顔はこう描く」っていう、理論と意識で作業的に描こうと思えば描けてしまうんですけど、私は時間がかかっても、毎回ちゃんと「その人」を描きたいっていうのがあって。

パターンに当てはめるのではなく、お写真の中の「その人」の特徴を捉えて描くというところを気をつけています。

お客さま100人全員、お一人お一人のお顔の特徴は違うものですから、結構時間ギリギリまで「その人らしさってどこだろう?」って考えながら描いてます。

なので、双子ちゃんでも描き分けられるかなって思ってます。

 

 

── 時間といえば、ショッピングモール等で描く席描きの似顔絵と、にがおえ市場の似顔絵ではかける時間も違うんですか?

そうですね。 席描きだと、ひとり20分から30分くらいで描くんです。

新しい色紙に下描きして、線を本描きして、パステルで色を付けて完成、という感じなんですけど、にがおえ市場の似顔絵は、まず下地を塗って、お顔や背景もしっかり色を塗っていくので…

丸一日描いてることもあります。

── 丸一日ですか!? 例えば色紙1枚で2名様、それも1日かけて?

そうですね。

丸一日その一枚だけを描いてたりします。

時間をかけられるだけかけてしまうので…

── 中には数十分、数時間でササッと描かれる方もいらっしゃるようですが、じっくり時間をかけて描かれているんですね!
ということは、大きいサイズの大人数とかになるともっと?

結構かかりますね。

一旦描いて、置いてっていうのを繰り返して、数日かけて徐々に完成させて…とかします。

ちょっと直すと、その瞬間さらに似るということが結構あるので、もうちょっと、もうちょっと…ってやってるうちに時間がかかってしまうんです。

背景などもパステルでハートマーク付けたりとかいろいろしていくと、重ねていくうちにふと、すごく良くなる瞬間があって。

いつも、そこは超えるようにしたいなと思っていて。

何回も何回も重ねて塗っていってます。

 

お客様に向けてのメッセージ

 

ウェルカムボードを描いた時とかによく言われるのが、「この絵を見たらケンカがなくなって笑顔になりそう」っていうことなんです。

だから、ケンカしそうな時は絵を見て和んでもらって、仲良くなってもらえたらいいなって。

ご年配の方をお描きする時は、若々しく元気に描いてもらったって喜んでもらえたり。

あとは、子供さんを描くのが得意です。

保育士をされているお母さんに「ピンと来た!」って言ってもらったり、「こんな可愛いの?!」「これはいいね!」って気に入ってくださる方がすごく多くて。

── さね太さんといえば、ペットもすごくかわいいと評判ですよね!

そうですね!ペットも喜んでいただけます。

描くのはみんな楽しいけど、子供さんとペットは特に楽しいです。

あと、すごくいい笑顔のお写真や雰囲気のいいお写真をいただいた時とかも、張り切って描きます(笑)

 

そんな風に、みなさんに嬉しい笑顔になってもらえるように心を込めて描いていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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